SDGs(エス・ディー・ジーズ)とはSustainable Development Goals(サステイナブル・ディヴィロプメント・ゴールズ) の略称であり、直訳すると「持続可能な開発目標」を意味します。やさしい言葉で言い換えれば、「長く続けることができる開発目標」ということになります。一時限りの短期的なゴールではなく、次の世代、何百年後、何千年後、地球がずっと続いていくことができるように開発をしていこうということです。


つまり、その時々に生きる人たちの生活、社会、経済において、欲望のおもむくままに地球環境を利用するのではなく、これからも長く続く世代、ひいては地球環境そのものがずっと続くようなやり方をみんなで選びましょうということです。


SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されました。国連加盟国である193ヶ国が、パートナーシップを通して、2016年から2030年までに目標達成を目指して取り組んでいます。


具体的には、貧困や地球環境などの諸問題を解決し、すべての人々が平和に豊かに暮らせる世界を実現できるよう、17個の目標が定められています。SDGsの17の目標はそれぞれ個別・独立したものではなく、相互に関係があるとされ、総合的・包括的に取り組みを進めることが重要です。