[英語で学ぶ SDGs]
COPとは?
国連の気候変動会議の名前は短く「COP」(コップ)と呼ばれます。
けれども、この言葉はそもそも何をあらわすのでしょうか?
英語ではよく単語の最初の頭文字だけを取って略語を作りますが、これもそうです。
「COP」は「Conference of the Parties」の略称で、日本語では「締約国会議」と訳されます。
Conference (コンファレンス)= 会議
Parties (パーティーズ)= Party(参加者という意味)の複数形。
ここでは国や団体のこと。
締約というのは条約を結ぶことですが、どんな条約を締約した国や団体なのか、わかりますか?
実は、COPの正式名称はもっと長いのです。
「United Nations Climate Change Conference of the Parties 」
(国連気候変動枠組条約締約国会議)
「国連気候変動枠組条約」
(UNFCCC=United Nations Framework Convention on Climate Change)
は、1992年に採択された、気候変動を防ぐための仕組みのこと。
United Nations(ユナイティッド・ネイションズ) = 国連
Framework (フレイムワーク) = 枠組み
Convention (コンヴェンション)= 会議
Climate Change (クライメイト・チェンジ)= 気候変動
この条約について話し合うために1995年から毎年開催されている国際会議が「COP」なのです。