グローバルSDGs講師育成講座の受講生インタビューを紹介します。
2022年10月生として参加してくださった川口 純江さんです。
お名前 : 川口純江さん
お仕事 : あづみの木箸・あづみ野遊印
(えぞ彫工芸社)
「今、どんなお仕事や取り組みをなさっていますか。」
主人と一緒に20年前から木工の仕事をしています。
地元のりんごの木を再生利用して、はんこやお箸などの商品を作っています。
「どうしてSDGs講師講座を受けようと思ったのですか。」
りんごの木を再生加工することはSDGsの「つくる責任つかう責任」につながるので、ホームページにもSDGsについて伝えています。
箸づくり体験をしているのですが、小学生などを対象にSDGsについても話してくれないかと頼まれることがあったので、きちんと学ばなければと思い、講座を探していました。
この講座ではイギリス在住の先生から世界の取り組みについて学べるし、自分でSDGs講座ができるところまで指導してもらえると聞いたので、受講を決めました。
「講座の感想は?」
知の栄養をいただき、元気になりました。
忙しい毎日の中、物を調べたり深く考えたりしたことで、探求力の訓練ができ、課題レポートの提出も大変でしたが、やりたいことだったので最後まで頑張ることができました。
「箸づくり体験に関連したSDGs講座を完成させましたが、どうでしたか。」
箸づくり体験やりんごの木の再生利用関連したSDGs講座を作るにあたって、「持続可能」や「誰一人取り残さない」という理念を盛り込むことができました。
最後の発表もどうまとめるか悩んでいたが、先生に聞いてもらったことで、内容に深みと広がりができました。
「これから講座で学んだことをどう生かしていくつもりですか。」
ちょうど2日前、約60人の中学生を対象に箸づくり体験をした前後に、急にSDGsについて話す機会がありました。
その時にSDGsについて話すことができ、話がはずんで自信ができたし、手ごたえも感じました。
これからも子供たちに箸づくりとSDGsについて伝えていくことができたらいいと思っています。
川口さんの事業の紹介
川口さんが手がけていらっしゃる「あづみの木箸・あづみ野遊印」は長野県安曇野市にあり、有限会社えぞ彫工芸社は長野県SDGs推進企業として登録されています。
安曇野市三郷温の「あづみの木箸Fab factory」で子供から大人まで対象に箸作り体験を行っています。
修学旅行や企業研修にも人気の箸作り体験に、これからはSDGs講座も加えて、より充実した体験学習を提供することができそうです。
もし、お近くを訪問することがあったり、旅行で行ってみたいという方は箸作り体験を試してみては?
修学旅行や社員研修など、団体を対象にした体験も行っています。
グローバルSDGs講師育成講座を修了した川口さんが、箸作り体験を通してSDGsについて小学生にもわかりやすく教えてくださいます。